時間の流れる速さと心拍数、寿命の話
「年を取ると、一年が早く感じる」
かなり昔だけど、この現象について気になってネットで検索したことがあった。
まともなメディア、企業ページでの解説とか論文とかは見つけられなかったんだけど、ネットで得られた断片的な知識を組み合わせて、割と納得だなと思ったのは以下のような理論。
「心拍が早いほど、時間の流れる速さはゆっくりになる」というもの。
例えばネズミ。ネズミの動画を見ていると、すごい細かいスピードで頭や手足を動かしているのがわかる。人間であれをやると、身体や脳の処理が追い付かないのは自明だろう。
それは、ネズミにとっての一秒間が長いから。
「うえきの法則」に出てくるマリリン・キャリーの「1秒を10秒に変える能力」をご存知の方は、全く同じ状態と思っていただけるとわかりやすいと思う。
んで、なぜネズミにとっての一秒が長いのかといえば、ネズミの心拍が早いから。
一般的なネズミの心拍は一秒間に5回らしい。人間の心拍は1秒間に1回。ゾウの心拍は3秒間に1回。
そのため、ネズミは人間の5倍時間をゆっくりに感じるし、ゾウは人間よりも3倍、時間が早く感じる。
時間の流れる速さと心拍の速さについて確認したところで、じゃあ「年を取ると」というのは?というところだけど、年を取ると人間は心拍が遅くなっていく(ソースはwikipedia笑)。
そのため、年を取るごとに一年は早く感じるのだ。という理論だ。
こんな話を聞くと、一日を長く感じられるハツカネズミが羨ましくなってくる。
スポーツをやっている方などであれば、心拍を早めたくなるだろう。
しかし、心拍を早めることにはデメリットがある。寿命である。
これは生物学界の定説らしいのだが、動物の心拍数には15億回という上限がある。
https://style.nikkei.com/article/DGXDZO14484680R10C10A9MZ4001/
そのため、ハツカネズミは一日を長く感じられるもののハツカで死ぬし、
ゾウは一般に人間より長生きするのだ。
ストレスは人間の心拍を早めるので、そういう意味ではストレスフルな人が早死にするのはそういう要因があるのかもしれない。
エナジードリンクとかも早死にの要因になるかも。この三行は全て推測だけど。
あとこれも推測だが、身近な時間がゆっくり感じられる瞬間として「危険を感じた時」がある。
この時も心拍が関係あるのかなぁ、と思ったり。
あと、走馬灯とか。
学者じゃないので結局のところはわからないんですが、そんなお話でした。
(捕捉)
今調べなおしたら、結構ちゃんとした記事がありました。何やってたんだ当時の自分。。。
若い頃は代謝が高い。代謝が高いと時間はゆっくりに感じられるという論もあるみたいです。風邪をひいているときは、時間が早く感じられる。たしかに。