2021-10-17 変形 GTD
GTD というタスク管理方法をプライベート、そして仕事に採用して一年が立ちました。
使う中で揉まれて、色々と変わった部分があるので、それについて一度まとめてみます。
ステータス
私が最初に GTD を導入した際は、 INBOX, NEXT ACTION, STAND FOR, SOME DAY の 4ステータスでした。
使う中で、ステータスの数はかなり増えました。
こんな感じ。 GTD の管理には ClickUp を利用しています。
SCHEDULED
NEXT ACTION に移動したタスクのうち、実施する時間を割り当てたものがここに移動されます。
時間の割り当ては Google Calendar で行っています。例としては以下のような形です。
経緯
「タスクに時間を割り当てて計画する」という手法を取り入れたタイミングで、 スケジューリング済みのタスクと未スケジューリングのタスクを区別する必要が生じました。
NEXT ACTION だけでは賄いきれなかったため、「SCHEDULED」のステータスを新設しました
Keep
「生活リズムに影響するから、朝起きたらすぐ太陽光を浴びるようにしよう」などの習慣化したいタスクなどは、こちらに移動されます。
他、例えば「人にやさしくしよう」みたいな心がけたいこと、「作業するときは細かく作業工程を洗い出そう」みたいな特定の作業を行うときに気をつけたいことなども、ここに移動します。
毎朝、 discord でここの内容が通知されます。
週に一度、全体的に振り返って意識できているかを確認します。習慣化できたと感じたり、状況が変わって必要ではなくなったと感じたものはクローズします。
経緯
「生活リズムに影響するから、朝起きたらすぐ太陽光を浴びるようにしよう」とかの習慣化したいがためのタスクは、一度実施したら終わりというわけでもないためタスクとするのに適しませんでした。
「習慣化したらクローズ」という形でタスクを作成することもできますが、そうすると NEXT ACTION のステータスがそれらで埋まってしまいます。かつ、それらのタスクは時間を割り当てて実施するようなものでもありません。
ということで、このステータスを新設しました。
増えすぎ
割とこのステータスは曲者で、たくさん問題が起きて、色々と試行錯誤しました。
まずひとつは、Keep が増えすぎたことです。
自分が生活で意識できることなんて、せいぜい多くても4, 5程度が限度でした。1,2,3程度が適切です。
対策の1つ目としては、積極的にここのタスクを「不要」としてクローズすることです。
優先度をつけ、優先度が低いものは積極的にクローズしていきました。もし本当に大事なものであれば、一度消してもまた再度いずれ作成されるだろうというロジックです。
加えて、年間の Keep という記事を esa に作り、「ある程度意識できた気はするけれど、これは一生大事にしていきたい」みたいなことはその記事に移動することにしました。年末か、どこか年に一度のタイミングで別途振り返る予定です。
意識できない
これは半年ほど経ってからですが、慣れのためか、あまり立てた KEEP を意識できていないという状況が続きました。KEEP の内容が、意識の難しい内容になってきたということもあります。
週に一度振り返った際、「これは今週全然意識できてなかったな」と思うことが増えました。
対策として、 API 経由で Keep のタスクを引っ張ってきて、一覧にして、discord に一日一回通知するようにしました。会社では gmail 宛にメールを飛ばしています。
割とこれは効果的でした。劇的な効果はありませんでしたが、週に一度振り返った際の感触がやや良くなったように思います。
まだ少しあるのですが、今日のところはこのへんで。以上です。