taro-h’s diary

たろログ

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最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠という書籍を読んでいるので、備忘録を兼ねて感想を。

睡眠においては、最初の90分の睡眠が特に重要だそうです。最も深いノンレム睡眠となります。
(※REM睡眠は、(Rapid Eye Moving)の略だそうです。初めて知りました。レム睡眠中、瞼の下で眼球がすごいスピードで動いているらしいです。)

書籍を読んで安心したのは、ショートスリーパーは遺伝であり、短時間睡眠で眠さを感じる人は、4時間睡眠で大丈夫なように無理にショートスリーパーを目指すようなことはすべきでないと著者が結論付けていた点です。
ショートスリーパーに特有の遺伝子(時計遺伝子)を持たない人は、短時間睡眠を心がけると却って生産性が落ちたり、何より健康に被害が生じる模様。

睡眠不足による影響として面白かったのが、食欲を増すグレリンというホルモンの分泌が増えるという点です。
私は現在夜勤勤務を定期的にしていますが、夜に非常に空腹感を感じ、近くの牛丼屋に毎日行っています。
この謎の空腹感の原因は、この睡眠不足によるグレリンの分泌にあったのかもしれません。

また、週末の寝だめごときで睡眠負債は解決しないと著者が述べていたことも印象に残りました。
複数の実験において、短時間睡眠の人々が正常な睡眠リズムに戻るまでは、3週間ほどかかったそうで、そのため、
週末2,3日の寝だめで睡眠負債が解決するわけがないとの意見です。非常に納得しました。

1章68ページより、睡眠の仕組みについても解説がありました。
・日中覚醒中は交感神経が、睡眠中は副交感神経が優位になる。
レム睡眠中はストーリーのあるエピソード記憶を行う働きがある。入眠90分のノンレム睡眠には、嫌な記憶を忘れる働きがある。入眠初期および明け方の浅いノンレム睡眠では、自然と覚えていられるような記憶(ちょっとよくわからない言い回しだった)がある。
・睡眠はホルモンバランスに影響を及ぼし(成長ホルモンであるグロースホルモンなど)、そのため、睡眠はホルモンバランスが関係する肌の保水量などにも影響を及ぼす。