夏バテって、なんだ?
夏バテになりたくない
夏バテ、なりたくないですよね。なりたくないです。
しんどいときに仕事をすると、苦痛度がとんでもなく跳ね上がります。
パフォーマンスも出ないので進捗も出ません。そしてそれは自分に跳ね返ってきます。
というわけで、夏バテになるというのは自分にとって死活問題なわけです。
夏バテってなんだ?
さて、(なんとなく夏バテに効果がありそうなモロヘイヤスープを頬張りながら、)それでは夏バテ対策をしていこうと思ったわけなんですが、思えば夏バテとはそもそも何なのか知らないことに気が付きました。
夏バテって、何なんでしょう?
夏バテは、体力の消耗
味の素が記事を出していました。ずばり、夏バテは体力の消耗です。
加えて、その体力の消耗から生じる様々な症状です。
その名の通り、バテるわけですね。
夏バテとは、医学的な用語ではありませんが、高温多湿な日本の夏の暑さによる体調不良の総称です。主な自覚症状としては、「疲れがとれない」「食欲がなくなる」「よく眠れない」などがあります。
高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。また、室内の空調による冷えや、暑い屋外との温度差も自律神経を乱れやすくしています。
体力を消耗して、その結果生じる
- 食欲の減衰
- 疲労感
- 不眠
とかの症状のことを含めて、夏バテというようです。
なぜ体力を消耗するかの理由として、
高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。また、室内の空調による冷えや、暑い屋外との温度差も自律神経を乱れやすくしています。
というのが挙げられていました。なるほど。
- 水分補給を怠ると発汗がうまくできなくなって自律神経によけいに負荷をかけてしまう
- 食欲不振から栄養が不足し、これまた体力が落ちる
という構造もあるようです。
体力って、なんだ?
ずばり、夏バテは体力の消耗です。
と言いましたが、そういえばそもそも体力とはなんなのか知りませんでした。
夏バテにおける体力とは、「防衛体力」
健康長寿ネットさんの説明がよさげでした。
広義にとらえた体力の定義は、「人間として生存、生活するための基礎的能力」とされ、大きく身体的要素と精神的要素の2つから構成されています。さらにそれぞれが積極的な要素としての行動体力と、受け身的な防衛体力に大きく分けることができます。防衛体力は行動体力(リンク1参照)に対して用いられる概念です。生体には外部環境が変化しても内部環境を常に一定に維持しようとする能力(ホメオスタシス:恒常性)、外界からの刺激に対してしなやかに適応する能力(適応性)、いろいろな病原菌に対する抵抗力(免疫力)などが備わっています。防衛体力とは、これらの恒常性、適応性、免疫力などの働きによって、生体をとりまく外界からのいろいろなストレスに耐えて、健康を積極的に維持しようとする自動調節能力です。防衛体力 | 健康長寿ネット
厚労省のサイトでも簡易的ですが同様の説明をしており、信ぴょう性は高いと思います。
行動体力 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
夏バテに関わってくるのは防衛体力でしょう。
つまり、
- 外部環境が変化しても内部環境を常に一定に維持しようとする能力(ホメオスタシス:恒常性)
- 外界からの刺激に対してしなやかに適応する能力(適応性)
- いろいろな病原菌に対する抵抗力(免疫力)
あたりです。
端的に言えば、体調を崩さないための体力ですね。
恒常性や適応性が失われると無限に体温が上がって熱中症になってしまうかもしれませんし、免疫力が下がってしまうと病気になってしまうかもしれません。
夏バテの対策は?
ずばり、体力を高く保つことであるということがわかりました。
急激な温度変化に身体を晒したりして、体力を消耗することのないように努める。
また、よく寝て、栄養のあるものを積極的に食べて、体力を回復するよう努める。
などが、対策として挙げられるでしょうか。(食欲が減退しがちになるのは仕方がないので、少ない食事量でたっぷりと栄養を取れるように努めるのがいいみたいです。)*1