taro-h’s diary

たろログ

ブログです。近況報告とか振り返りとかとか

嘔吐の仕組みについてメモ

はじめに

嘔吐の仕組みについて気になって、ネット上で調べたのでメモ。 参考文献以上のことは書いていません。

嘔吐

大まかな流れ

  1. 脳幹に存在する嘔吐中枢が刺激される
  2. 「吐き気」を催す(反射)
  3. 「嘔吐」する(反射)

原因

  • 通常

    • 咽頭、胃などの刺激が脊髄後部にある弧素核というのを通じて嘔吐中枢を刺激
    • CTZ(化学系の受容体)が血中毒素の濃度上昇などを検知し、嘔吐中枢を刺激
  • 特殊

プロセス

  • 悪心

    • このプロセスにより、唾液の分泌等が発生。嘔吐の準備をしているものと思われる
  • 嘔吐

    1. 十二指腸から胃への逆蠕動が起こり、内容物が胃に逆輸送される。幽門が開き、逆輸送を受け入れる。
    2. 幽門(胃の出口)が閉ざされる
    3. 下食道括約部が緩む
    4. 腹筋が胃を締める、横隔膜が胃を押し下げることによって、腹圧が高まる
    5. 胃の内容物が逆流する。胃の逆蠕動が起こるとする考え方もある
    6. 声帯の方が閉まる。鼻孔の方への弁も閉まる。食道が緩む。
    7. 胃の内容物は逆流し、排出される。

参考文献