2日ほど会社を病欠しました。
今日は金曜日。木金と、会社を病欠した。
木曜日いつもどおり出社したんだけど、異様に眠くて。
いつも眠気があるときにやるように定期的に顔を洗うんだけど、数分で効果が切れてまた耐えようのない眠気に襲われる。
眠気の頻度もだけれど、眠気の強さもすごくて、紙にメモを取っているとぐちゃぐちゃになるし、PCでタイピングをすると5文字に2文字くらいのペースでタイプミスが出た。
風邪と眠気
これはおかしいなと思って、ちょっと調べたら、風邪の初期症状として眠気に襲われるというものがあるらしい。
風邪などの病気になると免疫系が活発になりサイトカインというたんぱく質が増えて、細菌やウイルスの増殖をおさえようと働きます。このサイトカインには眠気を起こす作用があり、眠ることで病気の回復を早めます。
睡眠について | 病気について | 近畿大学 メディカルサポートセンター
病欠の決意
前日、21時に寝て1時に起き、そのまま起きているという不摂生な生活をしていたので、もしかすると単なる睡眠不足の可能性もあった。
だが、
- 普段の睡眠不足とは明らかに程度の異なる眠気
- 水っぽいが鼻水が出る
という症状から、風邪を引いている可能性が高かった。
- パフォーマンスが明らかに落ちている
- 現在の仕事は期限が決められたものではなく、数日休んでも影響は少ない
という2点を踏まえて、木曜日はとりあえず休むことにした。
療養
自宅に帰ると熱はないものの喉に痛みが出始めた。 あ、この一連の症状はやはり風邪だったのだなと理解した。
自宅に11時頃帰って少し寝て、3時間して起きた。
栄養を取るために、食事の用意を始めた。モロヘイヤと野菜ジュース、あと秋鮭シチューを作ろうと思って、食材を買い込んだ。
風邪をひいたときは身体を温めることが重要だと認識しているので、繰り返しお湯に浸かって、基本布団の中でぬくぬくした。
モロヘイヤスープ等、栄養価が高くて体の温まるものを積極的に摂取した。
次の日
金曜日になって、気だるさも薄く身体の調子は万全という感じだったが、喉が痛かった。そういえば、部屋の加湿を忘れていた。反省。
完治していないと判断し、午前半休の連絡を入れ、眠気が残っていたのでまた眠ることにした。
昼過ぎに起きると、喉の痛みもほぼ完治したような感じがしたが、まだ身体に重さがあった。
普段であれば確実に出社する程度のものだったけれど、症状が治まったからといって無理をして、またぶり返してはコトだ。土日も潰れる。
ということでまた連絡を入れて、午後も休むことにした。
午後も目一杯休み、夜になって全回復したなという感覚を得たので、PCをいじっている。
とはいえ、ぶり返してはコトなので、程々にまた布団に戻る予定。
仕事が休めない場合はどうしたらよかったのか
今回は仕事を休むことができたが、もし一日休むことによる進捗の遅れを許容できない場合、また、当日自分がどうしても出社しないといけない場合はどうすべきかを考えた。
進捗の遅れを許容できない場合
パフォーマンスが落ちており、病気の状態で仕事に取り組んでも進捗がでないことは自明だろう。
そのため、当日はやはり同様に休んで、完治してからの残業、もしくは休日出勤で埋め合わせをするのが望ましいと考えられる。今回であれば、土日どちらか、もしくは両方に休日出勤するのが妥当だろう。
当日、自分がどうしても出社しなくては行けない場合
例えば会議や、顧客との打ち合わせ等が考えられる。先方も風邪を引いている人間と打ち合わせ等したいとは思わないはずなので、可能であれば日程をずらすことを考える。
ただし、大勢の人間が集まり、すでに日程が決まっている等、そのような調整ができない場合もあると考えられる。
その場合はマスク等着用した上で当日出社し、打ち合わせに参加するのが妥当な判断だろう。
思考能力が落ちているので、会議や打ち合わせにおいては極力既定の決定事項の確認等にとどめ、重要な判断は保留して極力持ち帰る。とはいえ、ケースバイケースではあるけれど。
また、可能であれば、必要な打ち合わせ前に出社し、それが終われば勤務時間ないであっても早退するのが望ましいだろう。
病欠って、いいね
ここ3年ほど働いてきて、初の病欠だった気がする。そもそも、ここ数年風邪を引いたことがなかった。
病欠するのは申し訳なかったけど、休んでみればめちゃくちゃ気持ちがよかった。
布団に入って休むといっても1日中寝ているということはできないので、アニメをみたりしていた。映画版幼女戦記面白かった。
どうも病欠には、甘い蜜のような、罪の味があるような気がしている。適切に休むことは大事だけれど、過剰に利用することのないよう、しばらく自分に目を光らせておく必要があるかもしれない。
一方で病欠することは、適切に運用すれば生産性を高めることができると感じた。
一般に、仕事をしている人間は病気で仕事を休むことに罪悪感を覚えるものだ。また、時間指定の会議は終了し、もう早退しても問題ない状態にもかかわらず、なんとなく就業時間まで会社に残ってしまったりする。
僕が組織を作り、運用する際は、病欠のしやすい組織体制を、文化を作りたいなと感じた。